52歳。この頃は特に耳鳴りがひどかった。いつもの2倍の音量。血圧は高く、のぼせて職場ではひとりだけ顔が赤い。
これも更年期のせい?
月経周期はぐちゃぐちゃ。
3ヶ月間生理が来なかった時、婦人科へ行った。
ホルモン数値を測ると、女性ホルモン (エストラジオール) が10以下で、閉経時の数値だった。
もう生理は来ないだろうと。
来ないとはつまり、閉経。
通常は生理が1年間来なくて閉経したと判断するらしいが、私は先生からの閉経宣告が先だった。
なんか思ってたのと違うけど、まあいっか。生理さん、さようなら。
↓ の頃からは考えられない。諦めが早い女になったもんだ。
それよりも大ごとなのは、日常生活に支障をきたすほどの症状がでる "更年期障害" であると言われたこと。
【私の更年期障害の症状】
- イライラ
- 落ち込み
- 不安感
- やる気が出ない
- 疲れやすい
- 倦怠感
- のぼせ、ほてり
- 耳鳴り
- 高血圧
- 動悸
- めまい
- 強い眠気
- 朝起きれない
- 足に赤い発疹
↑ のどれかが毎日入れ替わり立ち替わり現れる。とにかくキツい。
私は不安障害もあるので、一体どれが更年期から来てるのかも判断がつきにくい。
先生はどちらも自律神経が狂って起きることなので、不安障害に更年期が合わさってるんだろうと。
さて、この状況をどう対処していくか。
薬は抗不安薬と入眠剤と降圧剤(全て内科で処方)、エクエルを飲んでいた。
漢方は変化が感じられなかったと話すと、プラセンタ注射とホルモン補充療法(HRT)をすすめられた。
ホルモン補充療法
来た、と思った。あれだ。副作用とかマイナスイメージが多いやつ。
その場で決断できず、一旦持ち帰ることに。
それから、婦人科でもらった冊子や ホルモン補充療法関連の記事などを読み漁った。
ホルモン補充療法 (HRT) は、減少したエストロゲン (卵胞ホルモン) を補充し、更年期障害を改善する治療法です。保険適用で自己負担も少なく、更年期障害の根本的な治療法として最も期待されています。
いや、ちょっと待て。良いこと書いてるけどさ、何事にもリスクってあるのよ。
調べ進めると、むくみ、過食、出血、乳房のハリ、乳がん、子宮体がん、色々ありそう。
しかし、一番心配な婦人科系の病気は、今までの統計からホルモン補充療法だから確率が上がったわけではないらしい。
むしろ婦人科に定期的に通い、検査を受けることで、早期発見に繋がるとか。
うーん、悩む。
ホルモン足したら元気になれるの?ここから抜け出せるの?