あれからこれから

不安障害と更年期うつを抱えた私の記録

どうする?結婚生活は前途多難

 

47歳。夫と暮らし始め、私の更年期がひっそりとスタートしていた頃、仕事を辞め一年間失業手当をもらいながら生活していました。

 

その頃の私は最後の仕事でとんでもないカスタマーハラスメントに合い、かなりのダメージを受け(この話まだつらい)、これまでの無理もたたり心身ともにボロボロだった。

 

 

ほとんどを家で過ごしていたが、チャイムが鳴ればビクつき、隣近所の生活音にビクビクし、配達の人が来ても出られず居留守を使う。

夫はそこまで?とびっくりしたが、そう、そこまでなんですよ、と開き直るしかなかった。怖いもんは怖い。

夫はよくAmazonでポチッとしていた。届いていると思い帰宅すると不在届が。

私「ごめん、怖くて出られなかった」

夫「・・・」

 

どうして配達の人が怖いのか不思議そうだった。確かに頼まれたものを届けに来ただけである。

私はこれまでの経験から悪い方へ考える癖がついていた。

「人はいつ豹変するかわからない恐ろしい生き物で、私を攻撃してくるに違いない」

 

私の事は分かってもらえてると思っていた。


「人が怖いの!知らない人が怖い!」と泣きながら訴え、その後夫は自分がいる時間に届くよう変更した。

出かけても電車に乗るとソワソワしてきて前に立つ男性が怖い。いや、気持ち悪い。人混みではザワザワに耐えきれず帰る事も度々。

 

不安以外でも問題はあった。本来の私はマイペースで気分屋。でも、人といると顔色をうかがったり、気を使ってしまう。とてつもなく疲れるので、人と会った後は自分を癒す一人の時間が必要だった。

 

最初の結婚の時は若くて体力もやる気もがあったから出来てたが、離婚して独り身の楽さになれていた私には「ずっと人といる」事がしんどかった。

夫とお付き合いしていた時は、調子が悪い時は会わないようにしていたが、一緒に暮らすと一人になれる場所がない。帰る家もない。週末婚とか理想的と思うも、金銭的にそんな余裕はない。

 

やっちまった、、、

記憶の欠如に、結婚して気付いた。

 

夫と何度も話し合った。ひとりの時間が必要な事。たとえ夫であろうとも気を使い、顔色を伺い、疲れてしまう事。自分のペースが乱れる事がきつい事。わがままと言われようと仕方ない。

新生活はもちろん楽いことも沢山あったが、私の不安障害と性質のせいで難航した。