あれからこれから

不安障害と更年期うつを抱えた私の記録

これが私の "嫁の流儀"

 

昨日は久しぶりに夫の実家へ帰った。

義母の手料理を食べ、洗い物もせず、ビールまで遠慮なく飲んで楽しい時間を過ごした。滞在時間は4時間。

 

家に帰って来るとどっと疲れがでた。

とても良いご両親である。

しかも義母の天然ぶりはかなり私のツボで、笑神さまも度々降りてくる。

なのに疲れてしまう自分。

 

 

最初の結婚の時、盆正月の年2回の帰省は絶対だった。

実家は遠方にあり、長い時は1週間ほど実家に泊まる。本家+義父の仕事の関係で、大勢の親戚や知らない人達が集まり、嫁の私はずっと台所かお酌するかしていた。

 

「私のことキャバ嬢と思ってません?」的な "ハラ" をはじめ、色んな "ハラ" が満載の世界だった。

自分の時間は無い。何もせず、二日酔いで のたーっとしている元夫を恨めしく見ていた。それでもここが私の居場所なんだと言い聞かせて頑張った。

 

それに比べたらどうよ。めちゃくちゃ幸せだよ。

 

 

私は猫が大好きだけどアレルギーがあるので飼えない。なので、とある動物番組をいつも楽しみにしている。

保護猫たちは、人間との生活に慣れるまで本当に大変だ。

知らない家にいきなり連れて来られて、ニャー?!(ここ何処?!)だよね。 それまでひどい目に合わされてるから、シャー!(人間怖っ)だよね。

甘え方なんてわかんないよね、先住がいたら怒られるし、たまんないな。リラックス出来る場所ないよね、なんて感情移入しまくりで観ている。

 

それでも時間をかけて恐怖心を取り除いてあげ、甘えることの嬉しさや触れ合う楽しさを覚え、また新しい家族の元へと旅立つ猫たち。良くがんばった!幸せになるんだよ。

私は飼い猫になるには時間がかかるだろう。ずっとTVの裏に隠れてるタイプだ。

 

 

期待は全くされてないと思うけど、 同居NGと夫に伝えている。

 

良いお嫁さんじゃなくてごめんなさい。

もう無理はやめようって決めたんです。

たまに行って一緒に過ごす、これが私の精一杯なんです。

 

なんてことを考えながらの帰り道だった。